Guides / 動画ウォークスルー

Expanso Edge と Jev でログをトリアージする

Expanso Edge のログパイプラインで、本番を想定したシミュレーション用イベントの定型的な振り分けを決定論的に保ち、文脈が必要な非構造化イベントだけを Jev で分類し、モデル接続断時のバッファリングも確認します。

要点

動画では、本番を想定したシミュレーション用イベントが raw bucket に入るところから始めます。画面上のデータは synthetic demo events、バケットは local demo files と表示されるため、実際の本番ログではありません。Expanso Edge がストリームを整形・補足した後、非構造化の文脈判断が必要なイベントだけを Jev に渡します。大半のイベントは決定論的な経路を通り、選別した結果は通知または人手レビューへ送られます。Jev への接続が切れた場合に判定をバッファへ置き、復旧後に処理する考え方も示されます。ただし、キュー容量、配送保証、独立したコスト評価は動画で示されないため、自分のデプロイで確認してください。

動画ソース

Expanso

5:23TdwWUikQPyc

ステップごとのウォークスルー

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    まず raw bucket と、シミュレーション用ログに足りない文脈を確認する

    冒頭では、synthetic demo events と表示されたイベントが、local demo files と表示された raw log bucket に流れ込む画面が示されます。見た目は本番ログに近いシミュレーション用データですが、実際の本番イベントではありません。構造化ログとしては役立つ一方、後から原因を調べるための文脈が不足しており、すべての行を移送するとコストも増える、という問題設定です。これは動画内の出発点であり、すべてのログバケットが無駄だという主張ではありません。実際の設計では、必要なイベント項目、集計値、保持期間を先に決めてください。

    Expanso と Jev のログトリアージ画面。synthetic demo events が local demo files と表示された raw log bucket に蓄積され、まだ文脈追加やフィルタリングは行われていない。
    本番を想定したシミュレーション用イベントが、local demo files の raw bucket に入るところから始まります。タイムスタンプ 0:32 を見る
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    モデル追加前に log-triage の設定フォームを確認する

    モデルを追加する前に、講演者は `Edit Pipeline: log-triage` の設定フォームを開きます。画面には name と description の入力欄に加え、Node Selector、Runtime Settings、Deployment Configuration が並びます。このフレームは稼働状態や healthy と表示されたデプロイ結果を示すものではありません。外部モデルへの依存を入れる前に、まずこの決定論的なパイプライン設定を確認し、実際の環境ではデプロイ後の状態と出力を別途検証します。

    Expanso Edge の `Edit Pipeline: log-triage` 設定フォーム。Jev を追加する前の name、description、Node Selector、Runtime Settings、Deployment Configuration が表示されている。
    これは稼働状態の画面ではなく、モデル追加前のパイプライン設定フォームです。タイムスタンプ 1:04 を見る
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    定型ログの整形は決定論的なパイプラインで行う

    Pipeline YAML 画面では `pipeline-logging.yaml` が選択されています。表示された設定は値を定義済みの集合に正規化し、イベントの指紋を作って件数を数え、定型レコードをアーカイブします。画面には「No model needed」とあり、YAML は Expanso Cloud から読み戻したものではなく、チェックイン済みのソース設定だと明記されています。これは決定論的なベースラインです。講演者が選択した判断に Jev を追加するのは、この後の流れです。

    Expanso Edge の Pipeline YAML 画面で pipeline-logging.yaml を選択。決定論的なログ整形とアーカイブ設定が表示され、「No model needed」「not read back from Expanso Cloud」と記載されている。
    チェックイン済みの YAML がモデルを使わずにログを整形・アーカイブします。タイムスタンプ 2:34 を見る
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    シミュレーション上の高シグナル判定を通知または人手レビューへ送る

    この画面の実行も synthetic demo events を使ったシミュレーションで、出力先のバケットは local demo files と表示されています。本番らしい流れを再現していますが、実際の本番イベントや運用結果ではありません。Jev の結果によってパイプラインに確からしさの情報が加わり、注意が必要なイベントを通知またはレビューへ送れるようになります。決定論的なゲートと最終的な宛先は引き続き Expanso のワークフローが担います。動画は普遍的な確率閾値を定めていないため、ラベル付きの実例から閾値を決め、曖昧・低信頼の分岐を残し、ページャーを有効にする前に実際の動作を検証してください。

    Expanso と Jev のワークフロー画面。synthetic demo event が local demo files と表示された notify 出力に到達し、他のイベントは別のパイプライン経路を進んでいる。
    本番らしいシミュレーションで、閾値、宛先、エスカレーション方針を確認します。タイムスタンプ 3:34 を見る
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    シミュレーション用イベントを、接続断時にバッファへ退避する

    このレビュー画面も synthetic demo events と local demo files を使った、本番らしいシミュレーションです。実際の本番配送結果を示すものではありません。講演者はモデル接続を切断し、Expanso が処理待ちの判定をバッファに保持し、接続復旧後に排出する様子を示します。これはレジリエンス設計の一例であり、すべてのデプロイで配送が保証されるという意味ではありません。本番投入前に Expanso のドキュメントと障害注入テストを使い、キュー容量、保持期間、リプレイ順序、重複処理、バッファ満杯時の挙動を確認してください。

    Expanso のログトリアージレビュー画面。local demo files の synthetic demo event が、モデル接続の復旧後に Jev の確率を伴って review 宛先へ送られている。
    local demo files を使ったシミュレーションで、切断・復旧を確認します。タイムスタンプ 4:44 を見る

よくある質問(FAQ)

このワークフローでは、デモイベントの全行を Jev で分類しますか?

いいえ。動画では synthetic demo events の大半が Expanso の決定論的な経路を通り、Jev に送られるのは一部のログ行だけです。推論の前に絞り込むことで、文脈が必要な判断にモデルを集中させます。

ログトリアージで Jev は何を追加しますか?

選択した非構造化イベントに対して、型付きの分類判定と確率を返します。パイプラインの編成、決定論的なゲート、通知やレビューなどの宛先は引き続き Expanso が担当します。

Jev への接続が切れるとどうなりますか?

動画では、Expanso が処理待ちの判定をバッファに置き、接続復旧後に排出します。ただし、キュー容量や配送保証は示されていないため、自分のデプロイ設定を確認し、復旧動作を実測してください。

この動画に本番ベンチマークやアラート閾値はありますか?

ありません。これはワークフローの紹介であり、独立して測定された遅延、コスト、精度のベンチマークではありません。自分のラベル付きイベントから閾値を決め、誤検知、見逃し、キューの状態を監視してください。

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